夫婦関係改善の極意

離婚の兆候

永遠の愛を誓い合ったはずなのに、気づけば離婚の危機に直面している…というカップルは実はさほどめずらしくありません。
近年の離婚件数はゆるやかに減少している傾向にはあるものの、1980年には約14万件だったのが、2017年には約21万件にまで増加しています。[注1]

パートナーと離婚したくないと思うのなら、今日からでも相手に対する態度や言動を見直し、周囲の力も借りながら関係修復に努めるようにしましょう。

[注1]公益財団法人 生命保険文化センター「離婚件数が増えているというのは本当?」
http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifeevent/mariage/10.html

こんなサインに要注意!離婚する前に見え始める「兆候」

長く結婚生活を送っていると多少のいざこざは起こりますが、あまりに頻度が多かったり、一緒にいるだけでイライラし始めたりするようなら危険信号。
以下のようなサインが見え始めたら関係修復のために動き始めましょう。

ちょっとしたことで喧嘩になる

喧嘩するのは仲が良い証拠とも言いますが、あまりに喧嘩の頻度が多い場合は要注意。何でもない事で喧嘩に発展するのは、相手のする事なす事がすべて嫌になってきている証拠です。

一緒にいるだけでイライラする

相手の存在に嫌悪感を抱いていると、同じ空間にいるだけでイライラするようになります。人によっては顔を合わせたくないという思いから、帰宅恐怖症になってしまうことも。

会話が全くなくなる

関係が悪化していると二人きりでいても全く会話がなく、必要最低限の事しか話さなくなります。子どもがある程度大きい場合、子を仲介役にして会話するというケースもあるようです。

すれ違いが多くなる

仕事から帰宅したらパートナーが既に寝ていた、休日も気づけば家にいなかった…など、ろくに顔も合わさないすれ違い生活は夫婦間に大きな溝を作る原因となります。

離婚したくない時に気を付けるべき行動4つ

離婚の兆候は人それぞれですが、「自分には全く原因がない」と思い込んでいると夫婦間の溝が埋まることはありません。これ以上関係を悪化させたくないのであれば、相手の神経を逆なでしないよう、日頃の行動に注意しましょう。

1. 相手が悪くても頭から否定しない

自分が悪いとわかっていても、頭から非難されるとつい反発したくなるのが人の性です。たとえ相手が悪くても、最初から否定したりせず、一部は共感するなど相手に寄り添うようにしましょう。

2. 話し合いの時に感情的にならない

感情的になると建設的な話し合いができず、お互いにののしり合って関係がより悪化する原因となります。話し合いをする時は冷静でいることに努め、もし感情的になりそうだったら一旦話し合いを打ち切った方が賢明です。

3. 相手を責めない

関係の修復を望むのなら、とにかく相手を責めないのがポイント。頭ごなしに責め立てると相手は逃げてしまうか、喧嘩になってますます溝は深まるばかりです。相手に非があったとして、責めたい気持ちはぐっとこらえて冷静に対応するようにしましょう。

4. 別居する

一緒にいるだけでイライラしたり、顔を見ればいがみ合ったりするほど関係が悪化してしまった場合は、一度別居するのもひとつの方法です。
少し距離を置けば相手のことを冷静に考えられるようになり、お互い歩み寄る手段が見つかる可能性もあります。

離婚を回避するための4つのメソッド

離婚を回避するためには相手への接し方を変えると同時に、より具体的な行動を起こすことが大切です。後戻りできない状態になってから後悔しないよう、早めに以下のメソッドを実践してみましょう。

1. 夫婦間のコミュニケーションを増やす

最近夫婦の会話が少なくなったなと思ったら、積極的にパートナーに話しかけてコミュニケーションを取るようにしましょう。顔を合わせ、会話を交わすことが大切なので、話す内容はとりとめのないものでOK。短い会話を少しずつ増やしていくだけでも関係は改善しやすくなります。

2. 自分たちだけの問題にせず周囲に相談する

夫婦間の問題はデリケートなので、つい周囲には隠してしまいがちですが、二人だけで解決しようとすると、堂々巡りになってなかなか前に進まないケースも多くあります。誰かに夫婦の問題を話すのは抵抗を感じるかもしれませんが、離婚問題に直面するよりマシ。
身近な人に話すのは恥ずかしいというのであれば、離婚カウンセラーなどプロに頼むのも有用な手段です。

3. 悪いところを直す約束をする

一方的に相手が悪いと思い込んでいると関係性は平行線を辿ってしまいます。
自分の行動を顧みるか、あるいは直接パートナーに聞いて、自分に悪いところがあれば直すように努力すると伝えましょう。関係を改善する意向を示せば、相手の態度も軟化する可能性があります。

4. 相手に自分の全力を見せて想いを伝える

いくら反省しても、表面だけのセリフでは相手の信用を得ることはできません。
たとえば浪費癖を直すと宣言したのなら、クレジットカードをパートナーに渡す・お小遣い制にする・毎月の収支を報告するなど、その時点での自分の全力を見せ、本気で関係を修復したいのだという想いを伝えることが大事です。

まとめ

会話がない、喧嘩が絶えないなど、離婚の兆候を感じたら、なるべくすぐに関係修復に取りかかることが大切です。溝は深まれば深まるほど修復までの道のりが険しくなってしまうので、会話を増やす、周囲に相談するなど少しずつ具体的な行動を取り、離婚回避に努めましょう。

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