【実録】みんなの離婚の原因は?

離婚届

結婚して毎日一緒に生活していると、相手の行動や価値観に違和感を覚えることがあります。



つい、相手を否定的にみて離婚を考えることがあるかもしれませんが、離婚理由の上位とされる性格の不一致にはどのような事情が隠れているのでしょうか。



ここでは、男女別に離婚を切り出した理由や、家庭裁判所で認められる離婚の原因もあわせて紹介します。



離婚したいと考えている人や、有利に離婚をするための情報を集めたい方はぜひ最後までご覧ください。

女性からの離婚理由!最も多い原因は?

女性目線からの離婚理由

離婚経験のある女性50人に対するアンケートによると、離婚の理由で最も多かったのは「性格の不一致」です。最初は好きだったもののお互いに歩みよることができなくなり、一緒に生活するのがどうしても苦痛に感じるようになってしまったというもの。



なかには、「結婚してから相手の性格の嫌な部分に気がついてしまった」「年数がたっていくと相手の性格と合わせられない部分が出てきた」という場合があります。



次に「夫の不倫」が続きます。最初から「不倫をしたら離婚する」と決めていた場合もありますが、「不倫が長期にわたる」「何度も不倫を繰り返す」「不倫相手が妊娠した」なども再構築しがたい状況です。



「生活費を渡さない」「夫の浪費癖」はどちらも生活が苦しくなる原因になります。もともと「ギャンブル好き」「給料に見合わない買い物をする」「生活費を使い込む」といった夫と一緒に生活をするのは困難です。



「夫の仕事・給料に不満」と回答した女性にも、一度仕事を辞めてから夫が働かなくなったという深刻な事情がうかがえます。



夫婦や家族は一緒に歩み共に生活することが大切です。



「夫のDVやモラハラ」「夫が家族を顧みない」といった理由からは、毎日理不尽なことをいわれる場合や、「仕事ばかりをしていて家族と過ごす時間がない」「子供のことを考えて行動してくれない」といった場合にも離婚を決断する場合が多いです。

男性からの離婚理由!何が原因?

男性目線からの離婚理由

離婚経験のある男性50人に対するアンケートによると、離婚の理由で最も多かったのは女性と同じく「性格の不一致」です。



「妻になってから性格がきつくなった」「すぐに怒る」「ダメ出しされることが増えストレスを感じるようになった」という男性からの声が聞かれます。



さらに付き合っているときは優しかったのに、徐々に妻の性格や金銭的な価値観などが合わなくなり離婚を決断した場合もあります。



また、「妻の不倫」や「妻の浪費癖」も離婚理由として多い傾向です。不倫でいうと、「単身赴任中に不倫していた」「結婚前から付き合っている人がいた」「パートに出始めたら不倫をするようになった」という理由があげられます。



「性格の不一致」で、「子供が生まれて妻が別人のようになってしまった」という声がある一方、キャリアを重視したい妻と、「早く子供が欲しい自分とでは合わない」「長期間妊娠しない」「不妊治療が疲れた」という「子供ができない」ことにまつわる離婚理由もみられます。



「妻のDVやモラハラ」「妻が家族を省みない」では、下記のような回答もあります。

  • 一度下にみられてからエスカレートしてしまった
  • 仕事から帰ると愚痴ばかり言われる
  • 家事をしなくなった
  • 家族を無視して1人で遊びに行ってしまう

主に夫婦が信頼関係をもって対等な関係でいられなくなってしまったことが原因にあげられます。

離婚調停ではどんな原因が理由として認められる?

離婚をしたい相手が離婚に合意しないなど、話し合いにならない場合や慰謝料や養育費などの折り合いがつかない場合は、家庭裁判所を通して離婚調停の申し立てを行います。



離婚調停の場合は、法定離婚原因として1~5のような理由が民法上で認められています。

  1. 不貞行為(浮気)
  2. 悪意の遺棄:生活費を家庭に入れない、正当な理由がなく一方的に別居する
  3. 3年以上の生死不明
  4. 精神病にかかり回復の見込みがない
  5. その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき

5の婚姻を継続しがたい事由にはいろいろな事情が考慮されます。

性格の不一致

会話が成立していない場合は婚姻関係が破綻

単なる仲たがいではなく、客観的にみて婚姻生活が維持できないと思えるほどの場合

暴行・虐待(DV)

DVの影響

身体的なもの以外に、暴言やモラハラなど、精神的な内容でも認められます。

金銭トラブル

金銭トラブル

借金があるかどうかではなく、夫婦として生活を維持するのが困難な場合

親族問題

親族問題

嫁姑の関係が相当悪化しているのを知りつつ、息子である夫が何も対応しない場合など

宗教上の理由

宗教問題

信仰自体は自由でも、家族を強制的に入信させる、宗教活動のためほとんど家にいない場合など

性的問題

セックスレスによって婚姻関係が破綻

もともと性的関係を重視しないと夫婦間で合意があった場合や病気、高齢など特別な事情がない場合は、性の不一致として認められることが多いです。

その他の問題

セックスレスで婚姻生活が破綻

いろいろな要因がありますが、相手が植物状態など回復のみこみのない病気になった場合や、配偶者が罪を犯した場合などに認められることが多いです。

まとめ

みんなの離婚の原因に関してまとめます。

・男女ともに性格の不一致が原因

・法定離婚原因はおおよそ5つの理由

離婚するために結婚したわけではありませんが、アンケートの結果をみる限り、それぞれにやむを得ない事情があったことがうかがえます。



「性格の不一致」や「不倫」「浪費」などは男女ともに生活に支障をきたす重大な離婚理由です。



また、お互いに協力関係を築けなくなった場合も離婚を決断することが多いようです。



どうしても話し合いだけで離婚ができない場合は、離婚調停を家庭裁判所へ申し立てすることができます。



調停で離婚を認めてもらうためには離婚の原因をはっきりさせることが必要です。民法に定められている離婚の原因以外にも、いろいろな条件が婚姻を継続しがたい事由として認められています。



離婚をするか思いとどまるか判断するために、自分たちの関係がどのような状況なのか整理をしておくとよいでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。

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