慰謝料には複数パターンの型がある

会話が成立していない場合は婚姻関係が破綻

ここ最近、不倫をテーマにしたテレビドラマや、芸能人が不倫しているニュースなどが増えてきています。自分には関係ないと考えている方も多いですが、実は日本の離婚率は年々上昇しています。離婚する理由の多くが、どちらかの不倫が原因の離婚だったり、性格の不一致による離婚だったりするのです。



大きく分けて「配偶者だけに慰謝料を請求」、「不倫相手にも請求する場合」の二つです。どちらの場合も、前提として弁護士が介入するものとします。
まず「配偶者だけに慰謝料を請求する場合」は、交渉や訴訟などがあるため料金が変動します。さらに不倫の状況や相手によっても違ってきます。



たいていの相場費用は50~300万円と言われています。数字で見ると金額の開きに驚く方もいますが、この開きは不倫の状況で変化します。




不倫した相手が既婚しているもしくは独身の場合、夫婦の間に子どもがいる場合などといった状況です。また夫婦の現在の状況や収入面からも変動するため金額に開きがあるのです。



次に「不倫相手にも慰謝料を請求する場合」です。不倫の状況によって変化しますが、こちらは、「既婚者だと知っていた」という状態が必要になってきます。



これは不倫相手に「故意・過失」があることが判明した場合です。
この場合、共同不法行為者が当てはまり連帯責務が適応されます。例えば請求する金額が100万円だとして、不倫した夫もしくは妻から100万円受け取った場合、不倫相手からは請求できる金額は0円です。



連帯責務なので夫もしくは妻から50万円、不倫相手から50万円といった形式であれば請求することは可能です。こちらの金額相場も50~300万円となっており、どちらのケースも誰に請求するのか、しっかりと検討することがポイントとなります。



イマドキ不倫の実態~不倫の経験ありは31%【男性編】

男性が不倫をしたことのある割合は31%
  • 妻だけでは満足できないので、つい手を出してしまいます。[神奈川県/39歳男性]
  • 勤務先で入ってきた後輩と不倫関係になりました。[東京都/41歳男性]
  • パートナーと不仲になって、新しい優しさが欲しくなった[新潟県/53歳男性]

不倫によって離婚するケースは年々増えており、不倫する理由や状況は人によって違います。実際に不倫を経験したことがある夫もしくは妻は、どんな理由で不倫することが多いのでしょうか? まずは男性が不倫する理由から見ていきましょう。



男性が不倫する理由の背後には「飢餓感」や「プライド」が存在する場合があります。妻だけでは物足りないと感じてしまう人や、自分はもっと出来ると感じてしまう人が多いのです。



男性はプライドが高い方が多く、結婚することで心に余裕が出てきます。その心の余裕が、妻だけでは物足りない、自分をもっと充実させたいという気持ちに繋がり別の女性に興味を持つようになるケースが多いのです。



他の女性にも認められるということが証明されると、自分はもっと出来ると思い込むようになり、不倫関係を続けてしまうのです。この心理は社会で成功している男性ほど強い傾向にあります。会社で実績を上げていたり、家庭でも子どもがいて充実したりしている男性ほど不倫に挑戦してみたいと考えている可能性があります。


イマドキ不倫の実態~不倫の経験ありは34%【女性編】

女性が不倫をしたことのある割合は34%
  • 学生時代アルバイト先の社員の人が妻子持ちでしたが、一時期付き合っていました。[東京都/23歳女性]
  • 子供の担任の教師と不倫関係になりました。[山梨県/38歳女性]
  • 会社の同僚と不倫関係でしたが、恋愛ゴッコだったように思います。[兵庫県/40歳女性]

不倫は男性ばかりではありません。既婚女性が不倫するケースも年々増えています。では女性が不倫する動機はどのようなものが多いのでしょうか?



既婚女性が不倫をする理由の多くは、愛されたいといった感情に結びついています。結婚しても夫からの愛情があまり感じられなかったり、結婚生活が長くなってマンネリ化したりするともっと自分を愛してほしいという気持ちが強くなります。



また、現在の夫婦生活に不満を持っている方は、仕事や夫婦生活のトラブルから「何かにすがりたい」と思って不倫に走る傾向も。そのようにしてはじまった不倫が本気になるケースも少なくありません。不安定な精神状態の時に、優しくしてくれる男性や、頼りになる男性が現れると、気持ちが揺らいでしまう場合があります。


まとめ

不倫から離婚になった場合の慰謝料は、不倫の状況や頼む弁護士によっても異なります。さらに男性と女性では、不倫する際の心理も違います。



男性の場合は「もっと自分を充実させたい」「自分がもっと出来る」といった気持ちが強く、女性は愛されたい、夫婦生活のトラブルから逃げ出したいといったことが特徴です。



「お互いをどれだけ信頼しているか」が、良い夫婦生活を築く秘訣ではないでしょうか。信頼しあう夫婦であれば支えあうことができます。しかし、それがどこかで失われ、不倫に走ることになれば、さらに信頼が失われる悪循環へと陥るケースも考えられます。



仮に離婚をするにしても、お互いが納得できる形で決着をつけなければ長引いてしまい、傷跡もさらに深くなります。いずれにしても、不倫には、慰謝料のみならず「お互いの信頼関係が大きく損なわれる」という代償があることは、心しておく必要があるでしょう。



※アンケート結果:インターネット上で男女200人の回答

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